HSP人生どん底30才独身女が子犬を迎えてみた結果。。

HSP、鬱病、引きこもりの人生に突然真っ白な子犬が現れたら。

人生どん底30才独身女が子犬を迎える事になった。。③

ミニチュアシュナウザーの子犬を探し始めてから県内のペットショップやブリーダーの検索アプリ、今まで検索した事のなかった検索ワードが私の検索履歴に並ぶ。

 

スマホのAIもきっと驚いただろう。

 

数日前まで「自殺の方法」だの「生きるのしんどい」だの物騒な内容ばかり検索していた私が突然「子犬 運命」 「我が子に決めた理由」 「運命 感じ方」

そんな事を調べ始めた。

 

人生がいきなり音を立てて方向転換を始めた。

 

調べていくと、ペットショップの闇やら生体販売の反対運動、動物愛護精神を持つのなら保護犬を などたくさんの知らなかった世界と出会う事になった。

保護犬を迎える方法や体験談も沢山調べた。

人間に虐待されてきたために吠えたり噛んだり心を開けない犬たち。

初心者が保護犬を迎えることができるのか、責任が持てるのか。 ブリーダーならどんな人がいいのか、ペットショップならどこが、、略

 

持ち前の神経質さが炸裂して、私は心を痛めてしまった。

これもHSPの特徴の一つです。笑

 

そんな風に考え込みすぎて私はよくわからなくなり、とりあえず一旦心を休めるために近所のペットショップの動物たちに癒されに行った。

 

このペットショップはとても広くてカフェも併設されていたり、平日でも比較的賑わっている。

 

私は人気の犬種たちがいて賑わっているエリアを避けて、

生後4ヶ月以上の大きめの子犬が集められているケージのそばのベンチに座った。

他のお客さんもスタッフさんもおらず、おもてからも見えない場所だ。

 

目の前の雑種の子犬と目が合う。 高値がついて賑わっている子犬エリアとは打って変わって、驚くほど安価な値段がつけられて体も大きくなったその子犬はなんとも怪訝そうな顔でこちらを見ていた。

誰が見たって売れ残りなんだとわかる。 そんな状況にふてくされて近づく人間にはじから威嚇してさらにみんな離れていく。

 

自分と重なって胸が痛くなる。 旬が過ぎた女への社会からの扱いによく似ている。

 

私はベンチで1人こう思った。

「やっぱり子犬を迎えるなんてやめたほうがいいな。自分さえ愛せないのに、こんな状態なのに。私が幸せにできるわけないもん。てか犬だってこんな飼い主嫌だよな。笑」

 

ため息をついて立ち上がろうとした瞬間、1人のスタッフさんが背後から声をかけてきた。

 

「おねーさん。 どの子か連れて帰っちゃいます?」

 

私「え、あ、 え、いや、あの、子犬探してて、ミニチュアシュナウザーの、。あ、でも今日は、、」

 

急に声をかけられ人見知り炸裂!

どもりながら振り返ると、ふくよかで笑顔が素敵な店員さんがニコニコこちらを見ていた。

 

店員さん「シュナちゃんなら奥にいますよー!見ます?」

 

私「あ、、え、、はい、、。」

 

言われるがまま奥に行くと口元に白髪が混じった可愛いミニチュアシュナウザーがいた。

そしてそのケージには「家族が決まりました!」の看板が。

 

店員さん「あー!さっき家族が決まっちゃったみたい! 他の店舗で探してみますね!」

 

店員さんは大きな画面のパソコンを使って他店舗のミニチュアシュナウザーを探し始めた。

 

続く

次の記事

 

ameonna333.hateblo.jp